湖東中が県準優勝。
 夏は全国を目指す。

第37回静岡県中学校6人制バレーボール選手権大会

第37回静岡県中学校
6人制バレーボール選手権大会

平成30年5月13日から地区大会が始まった「第37回静岡県中学校6人制バレーボール選手権大会」。新人戦で東海大会3位の湖東中学校は、初戦の掛川西中学校、続く東陽中学校、準々決勝の三ヶ日中学校、準決勝の天竜中学校をストレートで下し、決勝へと進出。決勝の相手は、新人戦の“東海王者”袋井中学校。第1セットを25対21で先取し、試合の流れを掴むと、勢いそのままに、王者を追い詰め、27対25で第2セットも奪い、ストレート勝ち。袋井中に初黒星をつける番狂わせを起こし、見事、今年初のタイトルを奪取した。

6月3日から始まった県大会。袋井中を破ったことで、第1シードの座を手に入れた湖東中は、初戦の三島北中学校、続く長泉北中学校をストレートで下すと、準決勝では、天竜中との浜松決戦を、25対15、25対22で制し、決勝進出を決めた。決勝の相手は、またしても袋井中。リベンジに燃える袋井中が、序盤から闘志を剥き出しに湖東中に襲いかかる。第1セットを15対25で奪われ、先行を許すも、第2セットを25対17で奪い、試合は最終セットへ。最後まで食らいついた湖東中だったが、15対25で最終セットを奪われ、セットカウント1対2。県大会は、準優勝となった。

同部は、オーソドックスなオープンバレ―を得意とする。今年は、絶対的なエースである赤堀和真くんを中心とした破壊力抜群の攻撃力が武器。赤堀くんは、大会を振り返り、「試合中に自分たちで考えて修正できたところは、良かったと思います。ただ、決勝では自分たちの弱点を的確に突かれ負けてしまった。そこは克服しないといけません。エースとして、チームを勝たせられるようになりたい」と話す。

新人戦で東海3位になったことで、明確に全国大会を目標としてきた同部。この大会で今年初のタイトルを取り、東海王者として負け知らずの袋井中に初めて黒星を付けた。選手たちにとっても、大きな自信となったことだろう。部長の横田大智くんは、チームについてこう話す。「一人ひとりが考えてプレーできるチームです。僕たちの合言葉は“雑草魂”。団結力を武器に粘り強く戦っていきたい。新人戦もそうでしたが、最後のところで勝てないのはやっぱり悔しい。夏は、大事な試合でしっかりと勝てるように頑張りたいです」
大雨の影響で、14日から16日の3日間で行われた夏季大会の浜松地区大会。猛暑の中の戦いということもあり、本来の力を発揮できないチームも多い中、準決勝では、庄内中学校との熱戦を制し、決勝へと進出。決勝では、岡崎中学校に敗れ、準優勝となったが、25日から始まる県大会への出場権を獲得。初戦の相手は、西奈中学校(静岡)。不屈の“雑草魂”で、19年ぶりとなる全国大会出場を目指す。

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